主な登場人物は3人。
誉々(よよ)、日登美(ひとみ)、救(きゅう)です。
誉々は1年前、お腹に宿していた命を失ってしまいます。心身共に疲弊し、兄である救とその妻である日登美の住む小さなアパートに居候させてもらうところからお話が始まります。一つだけ気まずいというか、問題なことに、日登美のお腹には新しい命が宿っていて、誉々の前で日登美のお腹はこれみよがしにどんどん大きくなっていくのです。
誉々は自分の悲しみを紛らわせるため、無理数の小数が無限に小さな数字まで続くことから、存在と不在のちょうど境界線にいる世界最小単位の神「みにまむごっず」を想定します。そしてそうすれば世界は有限のパターンを繰り返していることになり、理論的に自分と我が子が再会できると証明した気になるのですが・・・
8月30日(金)
19:00
8月31日(土)
14:00
18:00
9月1日(日)
13:00
17:00
受付開始・開場は開演の30分前です。
上演時間は70分を予定
Mail:aogane.mori@gmail.com