東京生まれ東京育ち
武蔵野音楽大学付属教室にて4歳より、ピアノ、ヴァイオリン、ソルフェージュを、10歳よりクラリネットを始める。高校在籍中 第四回ヤングクラリネっティストコンクールにて第3位、第13回KOBE国際音楽コンクールにて最優秀賞および兵庫県教育委員会賞を受賞。
武蔵野音楽大学ヴィルトゥオーゾ科に一年在籍した後渡仏。フランスの名高い指導者、フローラン・エオに認められリュエイユ・マルメゾン地方音楽院に在籍中ピカルディクラリネットコンクールで、一位を受賞。
その後パリ国立高等音楽院に満場一致で入学。クラリネットをパスカル・モラゲス、ジャン・フランソワ・ベルビエ、ジェローム・コント、室内楽をミッシェル・モラゲス、ダビッド・ワルター、 バスクラリネットをアラン・ビリヤー、即興をヴァンサン・ルコング、アレクサンドロス・マルケアスに師事しそれぞれ修士課程を修了。また古楽器をエーリック・ホープリッチに師事する。
2014年には一年ドイツ・ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学に留学し、マルティン・シュパンゲンベルグ、ラルフ・フォルスターに師事、エーラー管(ドイツシステムのクラリネット)に出会い、以後室内楽等で活用する。
オーケストラの経験も幅広く、2017年よりパリ国立高等音楽院オーケストラにて首席奏者を務めながら、リール国立管弦楽団や、ピカルディ管弦楽団に客演を重ね、数多くのプロジェクトやフェスティバルに首席クラリネット、バスクラリネット、コントラバスクラリネット奏者として参加する。
2020年パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団にアジア人として始めて入団、現在に至る。
後進の指導にも熱心に取り組み、2016年より三年間、トゥルコワン音楽院にてクラスを受け持つ。また、2018年には、中国北京のCCOM国際クラリネットフェスティバルに招かれ、リサイタルとマスタークラスを行う。
ロシア人フルーティストのArtem Naumenko とDUO 【Artem and Masako】として音楽が社会の中で活き活きと存在し音楽のジャンル、国境を超えて全ての人に笑いを届けることをコンセプトに音楽劇をフランス各地で上演している。